研究職時代に感じた医療課題に向き合う

過去のスキルも活かしつつ、幅広い挑戦ができる会社

坂本 健太
2014年入社/本社勤務薬剤師(FINDAT事業部)
製薬メーカーの研究職として9年勤務した後、日本調剤に入社。外来がん治療認定薬剤師。
幅広い挑戦ができる
会社
  • 調剤薬局に必要なことを先駆けておこなっていく先進性
  • 幅広い広いキャリアパスがあり、さまざまな薬剤師が活躍している

他の薬局に先駆けて積極的に取り組みをおこなっていたことに惹かれました

前職の仕事と転職したきっかけを教えて下さい。

大学で再生医療の研究をしていたことから、再生医療製品の開発に取り組んでいる企業に就職し、9年間働きました。ただ、研究職だと患者さまに直接関わることが少なく、実際にふれあうことのできる仕事をしたいと思うようになり、転職を考えました。また、再生医療製品は非常に高額なので研究職を続けていく中で医療費削減に関心を持つようになったことも、転職する後押しになったと思います。

なぜ日本調剤に転職されたのですか?

今では医療費削減の施策として当たり前となっているジェネリック医薬品の使用推進ですが、その当時から日本調剤は他の薬局に先駆けて熱心に取り組んでいました。また、在宅医療などの先進的な取り組みも既におこなっていたように記憶しています。そういった企業風土と、大きな企業体の中でさまざまな経験ができることに期待を持ち、日本調剤に転職しました。

日本調剤での店舗での経歴を教えて下さい。

最初の1年間は総合病院の門前薬局で店舗薬剤師として勤務しました。驚くくらい薬の知識がなく、毎日必死だったことを今でも覚えています。ただ、店舗の上司から親身に教えていただき、何とか薬剤師としての基礎を学ぶことができました。15ステップアップ等の研修資料も当時は大変役に立ったと思います。その後は、新店舗の管理薬剤師になり、ゼロから店舗を立ち上げるという貴重な経験をすることもできました。処方せん獲得のため、近隣の医療機関等への営業に励んでいたことは良い思い出です。店舗も軌道に乗り、次に何をしようかと考え出した頃に始まったのがかかりつけ薬剤師制度でした。この制度がきっかけで薬剤師としての更なるスキルアップの必要性を感じ、そこで応募したのが社内の病院実務実習制度でした。大学病院での6ヵ月間の研修を通じてがんや循環器に関する薬物治療を学び、研修後はその門前の店舗の管理薬剤師としてトレーシングレポートを活用したがん患者さまのサポート等、病院との連携強化に努めました。

新しい取り組みに挑戦できる環境がある

店舗の現場でもさまざまな経験をされたのですね?

日本調剤は先進的な取り組みを是とする会社ですので、その時その時に必要なことをおこなっていれば自然とさまざまな経験ができるという感覚があります。また、自分が希望すればそのチャンスも広がっていくように思います。現在私が所属するFINDAT事業部(旧フォーミュラリー事業推進部)もその一つです。フォーミュラリー事業推進部の社内公募を目にしたときは「また、凄いことを始めるなぁ!!」と驚きました。店舗あってこその会社ですので、店舗から離れることに抵抗はありましたが、数多ある調剤薬局の中で生き残っていくためには薬剤師にできることをもっと増やさないといけないという危機感を日々感じていたこともあったので、この機会しか無いと応募しました。

現在所属しているFINDAT事業部の仕事を教えて下さい。

FINDAT事業部では、高度DIウェブプラットホーム「FINDAT」を作成し、医療機関や保険者等にさまざまな医薬品情報を提供しています。しかし医薬品情報といっても製薬企業や医薬品卸が提供するような情報ではなく、例えば、有効性や経済性を考慮した医薬品の使用推奨リストである「標準フォーミュラリー」や、医療機関における新薬採用時の判断材料となる「新薬評価書」などを提供しています。現在私は、FINDATに掲載するこれらのコンテンツを作成するとともに、外部の先生と連携した第三者委員会(外部の専門家に参加いただき、FINDAT事業部で作成した標準フォーミュラリーを審議する委員会)の運営や、医療機関の先生方と一緒に院内フォーミュラリーや地域フォーミュラリーを作成する業務等をおこなっています。

業界でも新しい取り組みだと思いますが、どのようなやりがいがありますか?

まず、もともと医療費削減に関心があって日本調剤に転職したため、フォーミュラリーの普及を通じて医療費削減に貢献できることに大きなやりがいを感じています。実際にご活用いただいている医療機関から「エビデンスがしっかりしていて使いやすい」といった声をいただけていることも大変励みです。また、調剤薬局の薬剤師に求められるスキルや職能がどんどん増している中、さらに一歩進んだ薬剤師を目指すうえで必要な知識やスキルを身に付けられる点もやりがいに感じています。

常に先を見据えて新しいことにチャレンジする気質と体力のある企業

現場経験や外来がん治療認定薬剤師の知識は活かされていますか?

FINDAT事業部に配属されてから学ぶことがとても多いです。例えば、臨床試験の評価方法や得られた結果をどのように解釈するかは臨床的な感覚が求められるため、上司や外部の先生に助言をいただきながら少しずつ身に付けていっているという感じです。ただ、店舗で得た知識がなければ、英文を和訳することはできても、その本当の意味を読み解き、日本語に起こすことはできないと思います。そういった意味で、過去の店舗での経験は非常に大切だと感じています。

今後、どのようなことにチャレンジしてみたいですか?

今の業務がチャレンジすぎるので、FINDATを医療機関に普及させ、地域フォーミュラリーを広めるなど、ここでしっかり成果を出すことで精一杯な状況ですが、いずれは店舗に戻って、ここで得た知識を活かしながら会社の利益に貢献したいと思っています。ただ、その際はこれまで通り店舗で働くというのではなく、地域単位でのフォーミュラリーの普及や薬剤師の職能向上といった面についてもリードできるような役割を担っていけると良いと思っています。

転職して良かったと思うことはなんですか?

まず薬剤師になってよかったと思うのは、患者さまとのふれあいの中で感謝されることも多く、やりがいのある職業であると実感できたことです。前職と正反対だからこそ新鮮なのかもしれません。教育や研修システムが充実している点も私のような転職者とってありがたかったですね。カロナールってなんだっけ?からスタートしましたが、着実に薬剤師としての知識を身に付けることができ、最終的には外来がん治療認定薬剤師も取得することができましたので。単純にお薬を渡すだけでは生き残れない時代であることを考えると、常に先を見据えて新しいことにチャレンジする気質と体力のある企業である点も非常に良かったと思います。

転職を考えている方に一言

私のような調剤未経験での転職を考えている方への一言です。繰り返しになってしまいますが、日本調剤は大きく、さまざまなことにチャレンジする気質と体力のある会社ですので、薬剤師以外の経験が必要となる場面もたくさんあります。薬局薬剤師としての基礎を身に付ける努力は相当必要ですが、その後は過去のスキルも活かしつつ、幅広い挑戦ができる会社ですのでおすすめです!