週刊!薬剤師ブログ

新入社員研修2022.06.09

新入社員研修が開催されるまで

新入社員研修はどのような想いで準備され、当日を迎えるに至ったのか、運営を担当する教育情報部の小森忠直課長にインタビューしました!

●新入社員研修のプログラムはどのように作成されましたか?

新入社員に以下の5つを達成してもらうことを目的に、新入社員研修のプログラムを作成しました。
1.日本調剤グループ理念に基づいて行動できる
2.主体的に学び、考え、行動できる
3.仲間とともに、目標達成に向けて協力できる
4.「社会人」として、「医療人」として、「薬剤師」として必要な基本姿勢と態度を身に着ける
5.薬局業務に必要な基礎知識やスキルを身に着ける

オンライン研修ではありましたが、同期との繋がりを深めてほしいという想いから、「3.仲間とともに、目標達成に向けて協力できる」を特に意識し、新しい研修プログラムを導入しました。それが「CS・服薬指導ロールプレイ」です。新入社員同士の複数人でグループを組み、「患者さま役」「薬剤師役」「オブザーバー」に分かれ、ロールプレイを行った後、グループ内で都度フィードバックを行うという内容です。新入社員が店舗に配属されてから一番不安に感じる業務は患者さま応対ではないかという考えを元に、内容の検討を進めてきました。その考えは的中し、「不安が解消された」「安心して店舗業務に臨むことができる」など、研修後に行ったアンケートで、新入社員からの満足度が高いプログラムとして選ばれる結果となりました。
新入社員同士が同じ目標に向かい、ロールプレイを行うことで、自分自身の気付きや同期のロールプレイの良いところを取り入れるなど、「3.仲間とともに、目標達成に向けて協力できる」を達成できた研修になったと思います。

●オンラインの研修ということで、工夫された点はありますか?

新入社員研修は長期間行われますので、オンラインで聴講する新入社員側も大変かと思い、進行する側として空気感に気を付けました。適宜リラックスの時間を設けたり、講師同士のやり取りをあえて見せたりなど、研修中でもオンオフの切り替えができるよう意識しました。

●新入社員にはどのような薬剤師になってほしいですか?

薬局薬剤師という枠で自分自身を制限せず、ぜひ幅広く捉えて行動に移してほしいと思います。
それぞれの価値観が重要視される時代ですが、結局は自分自身がどう捉えるかだと考えています。どんな仕事でも慣れや飽きというものはいつか来るものだと思います。そのためにも、仕事に自分の色を付け、その仕事を真正面から捉えてみてください。覚悟を持って取り組むことで、自分なりの意味を見出して仕事に臨むことができます。自分はどうしたいかをまず考えることが、仕事を楽しむ上で大切なのかなと感じています。

教育情報部によるフォロー体制として、年間2回の面談と支店ごとの集合研修も予定しています。会社の本部としても新入社員の成長をこれからも支えていきます。

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