よく見てみよう! 薬局の「お会計」
薬局のきほん
一言に「お会計」といっても、お薬自体の費用以外にもさまざまな項目が組み合わさって計算されており、それぞれの項目の値段(=調剤報酬点数)は、2年ごとに見直されています。よくわからないまま薬局でお会計を済ませてしまっている方もいらっしゃるかと思いますが、実は定期的に変更されています。
「お会計」の内訳は、領収書と一緒に発行される「調剤明細書」に記載されています。このページでは、お会計の内訳をわかりやすくご紹介します。
ぜひお手元にご自身の調剤明細書を用意してチェックしてください!
コレで明解!薬局の「お会計」の内訳
調剤報酬の点数には、さまざまな項目があり、薬局・薬剤師が提供する医療サービスによってそれぞれ点数が付与されています。
調剤報酬の大きな構成要素は以下の通りです。
知ってトクする!「調剤報酬」のポイント
ここでは調剤報酬の主なポイントを解説します。
【1】あなたの薬局はどのタイプ?それぞれ異なる「調剤基本料」
※2026年6月時点
Q.どうして薬局の立地や規模の違いで点数に差があるの?
これは日本の医療が高度に発展した結果、医療費も高騰してしまったので、配分を見直さなければならなくなったためです。
現在、国はすべての薬局に対して、皆さまの健康サポートを行ったり、服用中のお薬の情報を継続的に把握したりする「かかりつけ薬局」としての役割を求めています。
街なかにある個人店の薬局(いわゆる面対応薬局)が、他の医療従事者と連携を取りながら在宅医療の提供を行ったり、24時間対応したりといった、「かかりつけ」の役割を維持するには大きなコストがかかってしまうため、国から高い点数(評価)がつけられるようになりました。
これに対し病院の前にある薬局(いわゆる門前薬局)や多くの店舗を持つチェーン薬局などはたくさんの患者さまにご利用いただけます。こういった立地や規模の薬局は、システムや業務の効率化によって、コストを抑えながら「かかりつけ」としての手厚いサポートを提供できるため、その分点数を低く設定し、皆さんの医療費負担を適正に抑える仕組みとなっています。
【2】お薬手帳を持てばおトク?!「服薬管理指導料」
皆さんがこれまでに使用してきたお薬や、現在使用しているお薬の情報が記載されている、大事な情報源である「お薬手帳」の持参を心がけていただくために、手帳を持参すると医療費のご負担が軽くなるようになっています。
2. 1.以外の場合 ・・・・・・59点
3. 介護老人福祉施設等を訪問して行なった場合 ・・・・・45点
(月4回まで。ショート利用期間中も対象)
日本調剤では、お薬手帳アプリ「お薬手帳プラス」を提供しており、全国の日本調剤の薬局で紙のお薬手帳と同様にご利用いただけます。
【3】ジェネリックを選べばもっとおトクに!「薬剤料」
国内では新薬の特許が切れた後に販売される安価な「ジェネリック医薬品」の使用を推進しており、「ジェネリック医薬品」をご利用いただくと、「薬剤料」を新薬の約2~7割抑えることができます。
ジェネリック医薬品の場合、新薬と同等の有効性や安全性があるだけでなく、お薬の形を小さくしてあったり、苦みを抑えるためにコーティングを施していたり、より飲みやすくなるように工夫・改良が重ねられています。
Q.領収書に書かれている「選定療養費」って何?
2024年10月から国のルールが変わり、ジェネリック医薬品があるお薬で、患者さまのご希望により新薬を選ばれた場合、通常の窓口負担とは別に、差額の一部を「選定療養費」として自己負担していただく仕組みになっています。
※先発医薬品を処方・調剤する医療上の必要があると認められる場合や、薬局にジェネリック医薬品の在庫がない場合などは、この料金はかかりません。
「調剤報酬についてもっと深く知りたい!」という方は、調剤報酬点数表をご覧ください。調剤報酬点数表は、薬局内にも必ず掲示されています。
■患者さまのご希望に基づき服用時点ごとに薬を一包みにする場合
42日分以下の場合:7日ごとに340円/43日以上の場合:2,400円
■患者さまのご希望に基づき服薬カレンダーを提供する場合:実費
■患者さま宅を訪問して服薬管理指導を行う場合の交通費:実費
以下の時間に応需した処方箋について、夜間・休日等加算がかかります。
■平日19:00~8:00、土13:00~8:00、休日の開局時間内
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