2017.11.21(火)

レポート

石川・福井・京都から日本調剤チームが初参加!日本縦断たすきリレー「RUN伴(ランとも)2017」【JPニュースレター】

石川・福井・京都から日本調剤チームが初参加!
認知症になっても住みやすい街づくりを目指して
日本縦断たすきリレー「RUN伴(ランとも)2017」
 
 全国47都道府県で調剤薬局を展開する日本調剤株式会社(本社所在地:東京都千代田区丸の内、代表取締役社長:三津原博)では、認知症の方やその支援者などがたすきリレーをして日本縦断を目指す「RUN伴2017」に、日本調剤 小丸山薬局(石川県七尾市)をはじめとする石川県・福井県・京都府・滋賀県の7店舗が初参加しました。9月上旬から10月下旬にかけて、日本調剤のスタッフで構成された4チームで決められたルートを完走し、石川県から福井県、京都府へとたすきをつなぎました。




■「RUN伴(ランとも)」とは
 RUN伴とは、NPO法人「認知症フレンドシップクラブ」が2011年から毎年開催しているイベントで、認知症の方やそのご家族、支援者、一般の方々がリレーをしながら一つのたすきをつないでゴールを目指すものです。北海道から沖縄まで、6,500㎞の距離を約5カ月かけて走り抜きます。たすきリレーを通して、地域の方々が顔の見える関係を作り、喜びや達成感を共有することで、認知症になっても住みやすい街づくりを目指しています。
 なお7回目となる今年のテーマは、「日本をオレンジ色に染める」というもので、人数・エリアを増やし、これまで点と点でつなげていたところを面でつなげ、活動の広がりを目標としています。
 
■初の“日本調剤チーム”としての参加へ
 2年前から日本調剤 小丸山薬局の薬剤師が個人で参加しておりましたが、薬剤師だけでなく看護師や介護福祉士など医療・介護にかかわるさまざまな方々と交流できるこのイベントに「もっと多くの人に参加してもらい、つながりを深めていきたい」との思いから、日本調剤の京都支店内で呼びかけを行いました。この呼びかけに、同薬局のほか、日本調剤 輪島薬局、日本調剤 ワイプラザ薬局(以上 石川県)、日本調剤 三島薬局、日本調剤 小浜薬局(以上 福井県)、日本調剤 丸太町薬局(京都府)、そして日本調剤 滋賀医大前薬局(滋賀県)の計7店舗のスタッフが応じ、今回、“日本調剤チーム”として初めて参加しました。


■3エリアで無事完走!
 まず9/9(土)、石川県では、小丸山薬局チーム、輪島薬局・ワイプラザ薬局チームが、続いて9/24(日)には福井県では三島薬局・小浜薬局チーム、そして10/22(日)には京都府で丸太町薬局・滋賀医大前薬局チームがリレーに参加しました。走行距離やスピードは担当エリアごとによってさまざまで、応援スタッフも含め参加者は皆、認知症支援のシンボルカラーであるオレンジ色のTシャツを着て、認知症の方や他の医療従事者との交流を深めながら、たすきをつないでいきました。当日天候に恵まれたところもあれば、大型台風が直撃し、大雨の中での参加になったチームもありましたが、休憩所となっていたグループホームの入居者の方々からの差し入れやあたたかい声援を励みに、日本調剤が参加した3エリアでは無事、完走しました。


■「想いをつなぐ側の一人に」来年への意気込み
 参加者は「普段薬局の中では知り合えない方々と交流することができた」「来年はもっといろんな他職種の方々に声をかけて参加したい」「今回は走れなかったので来年は想いをつなぐ側の一人になりたい」と、走った方も応援のみの方も一体となって、地域の方々との交流を深めることができたようで、すでに来年への意気込みも語っていました。今回のイベントへの参加を通して、薬剤師として、認知症になっても住みやすい街づくりのためにできることは何かを考え、行動するきっかけになりました。


 日本調剤では、医療サービスを提供する企業として、さまざまな活動を通して地域医療に貢献してまいります。



<日本調剤株式会社について>  http://www.nicho.co.jp/
 1980(昭和55)年の創業以来、一貫して国の健康保険制度を支える調剤薬局のあるべき機能・役割を全うすべく「医薬分業」を追求し、調剤薬局 展開を積極的に行っています。現在では、全都道府県に調剤薬局を展開し約3,000名の薬剤師を有する、日本を代表する調剤薬局企業として評価を得ています。また、ジェネリック医薬品の普及や在宅医療への取り組みを積極的に進めており、さらに超高齢社会に必要とされる良質な医療サービスを提供する「日本のかかりつけ薬局」を目指して取り組んでいます。
 
JP Newsletterについて
 本ニュースレターは、日本調剤の薬局や薬剤師のことを皆さまにご理解いただくために、随時、発行しています。超高齢社会を迎え、地域における医療の重要性が高まる中、身近な医療提供、健康管理の場である調剤薬局、そして薬の専門知識を持った薬剤師は、地域における医療・健康管理の重要な担い手として期待されています。
 
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