週刊!薬剤師ブログ

店舗でのフォロー体制2022.05.26

先輩薬剤師に聞く!配属後も安心の教育体制~Part1~

新入社員たちが新入社員研修を受けていたその裏で、先輩薬剤師はどのように受け入れ準備を行っていたのでしょうか。店舗でのフォロー体制について聞きました!

●大曲薬局(秋田県)

本多涼子さん(東北医科薬科大学出身/2021年入社)
私が初出勤の日は、ずっと緊張していましたが店舗の皆さんが優しく迎え入れてくださり、分からないこともきちんと聞ける環境で安心したのを覚えています。初めのうちは仕事やシステムに慣れることで大変だと思いますが、オーベンだけでなく、他の先輩薬剤師や医療事務の方も含め分からないことは1つ1つ皆でサポートしていきます!私の薬局は2年目、3年目と年の近い薬剤師も多いので、気軽に何でも相談して頼ってほしいと思います。

※オーベン…店舗でのOJT研修「オーベン・ネーベン制」における指導役の先輩薬剤師のこと

●静内薬局(北海道)

堀井景登さん(北海道科学大学出身/2020年入社)
新入社員がスムーズに薬剤師としてのスタートを迎えられるよう、名札・ロッカーの手配や棚番の整理、資料の作成など、店舗スタッフ一丸となって準備しました。配属をとても心待ちにしていたので準備も楽しく進められました!
オーベンは年の近いひとつ上の先輩社員を選出しています。はじめは分からないことだらけですし、慣れない環境に緊張もすると思います。ですが、自分が新人の時も年の近い先輩がマンツーマンで指導してくれて、分からないことも気軽に聞きやすく、だんだんと業務を覚えることができました。
私の薬局は、北海道にある総合病院の敷地内薬局です。院長が漢方専門医ということもあり、様々な漢方処方が出ます。実は、大学生の頃、あまり漢方や生薬の勉強が好きではありませんでした。しかし、実際に現場で様々な漢方処方に触れることで、興味が湧き、理解が深まりました!教科書で見るだけではなく、実際の処方を学び、患者さまの経過を追うことで、自分の力になっていると感じます。日本調剤には様々な店舗があり、配属先の特徴も異なります。そして、そこでしか学べないことがたくさんあります。これからの薬剤師人生の中で、しっかり自分の強みを作れるように、配属先の店舗で分からないことがあればすぐ聞いたりしながら多くのことを吸収していってほしいです。もちろん、スタッフ全員でサポートします!!

●世田谷薬局(東京都)

菅家彩香さん(昭和薬科大学 出身/2021 年入社)
店舗に配属されたばかりでも働きやすいようマニュアルを準備しました!業務手順や店舗にあるシステムの使い方、薬剤の位置が一目で分かるような図などを記載しています。
私が新人薬剤師の頃、緊張して何も分からない状態から、オーベンの先輩は毎日優しくサポートしてくれたり、声をかけてくれたりしました。もちろんオーベンの先輩だけでなく、働いている先輩皆が働きやすい雰囲気を作ってくれていました。
まだ後輩の指導を経験したことのない 2 年目薬剤師の私ですが、オーベン研修を通してどのように新人薬剤師をサポートしていくかなどを勉強しています。先輩薬剤師側に対しても研修が用意されるぐらい、会社として薬剤師の成長を支える環境が整っているので、安心して業務に向かってもらえると思います!

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