週刊!薬剤師ブログ

若手薬剤師のキャリアスタイル2024.03.05

若手オフィス勤務薬剤師による“同期座談会”!

さまざまな事業を展開する日本調剤は、オフィス部門の多さも特徴の一つです。
そこで今回は、オフィスに勤める若手薬剤師3名に集まってもらい、座談会を開催!
部署はそれぞれ違いますが、共に新卒5年目の同期。普段から仲の良い3人で、オフィス勤務の魅力を語ってくれました★

Q それぞれの部署の特徴を簡単に教えてください!

Kさん薬剤企画部に所属しています。新規システム等の企画を行う「企画チーム」と、オンライン服薬指導の普及推進を行う「営業推進チーム」の2つのチームがあります。明るい人が多く、話し始めると人一倍賑やかな人が多いです(笑)私は営業推進チームに所属しています。外勤の時はいつもと違うエリアに移動するため、外出先で美味しいランチを探すことも息抜きの一つになっています!」

Iさん教育情報部は、新人研修や店舗責任者研修などの研修の企画運営を行っています。なかでも私はCS担当(※)として、主に接遇研修を担当しています。他にも、社員表彰制度や患者さま満足度調査など、研修以外にも多岐にわたる業務があります。全国にいる教育スタッフは知識も豊富で頼れる先輩方ばかりです。みなさんとは新人研修でお会いできると思うので、ぜひ楽しみにしていてください♪」

(※)CS=Customer Satisfaction=患者さま満足

YさんFINDAT事業部では、医薬品情報WEBプラットフォーム「FINDAT」のコンテンツを作成しています。様々なデータソースや国内外の各種ガイドラインなどから収集した医薬品情報を中立的に評価し、標準フォーミュラリーなどのコンテンツを作成しています。部員は若手も多く、和気あいあいとしていて明るい雰囲気です!」

Kさん「オンライン服薬指導やFINDATをはじめ、何か新しいことを始めるときに「とりあえずやってみよう!」ができる会社ですよね。様々なことに対して取り組みが早く、積極的に関わっていくことを推進している会社なので、新しいことにチャレンジしやすい風土があると思います」

Q オフィス部門に異動したときのエピソードを教えてください!

Kさん「私は学生時代の採用面接のときから“オフィスで働くキャリアに興味がある!”と伝えていて、入社してからはエリアマネージャーにもずっと熱意を伝えていました(笑)そのイメージが強かったのか、本社の新規部署立ち上げのタイミングで声をかけていただけました!現在は薬剤企画部でオンライン服薬指導普及のための営業活動などを行っています」

Iさん「薬局勤務からオフィス勤務への異動は異なる点が多く初めは不安もありましたが、薬局と同様にオーベン(マンツーマンの指導役)をつけてもらったのが印象的です。1対1でわからないことをサポートしてもらえたので、とても心強かったです!」

Yさん「私はもともと日本調剤を選んだ理由が、ジョブチャレ(病院勤務ができる制度)や幅広いキャリアパスでした。そして2年目に学術大会で発表したことをきっかけに、学術的な方面への興味も強まりました。上司にもこのような話をしていたなかで、ジョブチャレが終わるタイミングで現在のFINDAT事業部に声をかけてもらいました!同じタイミングで一緒に異動する同期もいたので心強かったです」

Q 3人とも同期ですが、最初から知り合いだったのですか?

Iさん「私と薬剤企画部のKさんは新人研修のときから知っていました!FINDAT事業部のYさんは……」

Yさん「私はこの3人のなかでは一番遅く、昨年の4月に本社へ異動になったのですが、一緒のタイミングで同じくFINDAT事業部に異動した同期がIさんと大学時代から知り合いだったんです。その繋がりで『本社の同期グループLINE』を教えてもらって、みんなで顔合わせしました!」

Kさん「同期みんなでランチに行ったりもしますよね。私が3人のなかで一番最初に本社勤務になったのですが、最近オフィス勤務の若手社員がすごく増えたなと感じます!気づいたら増えていて、“あれ?いつのまにか、あの部署に同期がいる!”と思っていました(笑)」

Q 同期がオフィスにいる良さを教えてください!

Iさん「やっぱりオフィスに同期がいるのは心強く思います。ちょっと廊下ですれ違ったときに“元気?”とか“最近どう?”みたいな話ができるのがほっとします」

Kさん「他の部署の話が気軽に聞けるのもありがたいですね。違う部署だと誰に聞いたら良いか迷うこともありますが、同期だと気さくに聞けますし、部門間の情報共有の場になったりもします。また、ちょうど今日はこのあとオフィス部門向けの「中堅社員研修」が開催されます。オフィス部門の同世代のメンバーと研修を受けるのですが、今回を機に他の部署に知り合いが増えて業務の相談がしやすくなりました!顔の見える関係が新しくできたのが良かったです」

Yさん「中堅社員研修は今年全3回行われました!研修制度の充実はもちろん、薬剤師職以外の総合職の方とも交流できる機会があるのが嬉しいです」

Q 薬局からオフィス勤務になったとき、ギャップはありましたか?

Iさん「やはり“仕事の進め方”は違いを感じました。オフィス勤務は自分で仕事のスケジューリングをするので、その日やその週にどの仕事をどれだけ進めるかも自分でコントロールします。そこが、薬局での仕事の進め方とは異なるなと感じました。また、パソコン操作は薬局時代と扱う領域が全く異なるので苦労しましたが、オーベンの先輩がいたので、無理なく覚えていけたと思います!」

Kさん「私もタイピングは最初遅かったです。薬局ではアミボイス(音声認識システム)があるのであまりタイピングの必要がなかったのですが、オフィスに来てからタイピングはどんどん早くなったなと思います。名刺の渡し方、パワーポイントの作り方、取引先へのメールの仕方……薬局とはまた違った社会人スキルが身に着いたと思います」

Q オフィス勤務を通して改めて得た気づきや、やりがいはありますか?

Kさん「やはりオフィス部門だと、年単位での目標を持つことが多いので、先々を見たビジョンを求められるのは目線の違いだと感じました。そのビジョンがあるから薬局現場も動けるし、動いてくれる現場のためにも私たちは中長期的なビジョンを考える必要がある。その仕組みは現場・オフィスと両方経験したからこそ分かったかなと思います」

Yさん「時間のかかる業務も多いですが、だからこそ達成感も大きいです!自分が作成したコンテンツが無事にFINDATに掲載された時は、大きなやりがいを感じます。FINDATをさらに医療従事者のみなさんにとって便利なものにしていけるよう、新たなコンテンツの発案など、既存の業務に収まらないチャレンジができたらいいなと考えています」

Iさん「オフィス勤務は社内外の人との関わりがとても多いと感じました。部内や他部署との連携はもちろん、全国の店舗スタッフやエリアマネージャーなど、いろいろな立場や年代の人と話しながら仕事を行うのは楽しいです!私が行った研修や仕事で、スタッフの先にいるたくさんの患者さまの笑顔につながると良いなと思っています」

Q 最後に、学生さんへのメッセージをお願いします!

Kさん「キャリアの作り方は、きっかけを逃さないことと、自分の積極性だと思います!また、社会人になってできる新卒同期たちは、時間が経った今でも仲良くできる大切な友人です。その点においても、同期の多い日本調剤に入社してよかったなと感じています。大学生活も、今しかないかけがえのない時間だと思うので、しっかり大学生活も楽しみながら、将来楽しく働くためにこれからも勉強や研究など頑張ってください!一緒に働ける日を楽しみにしています」

Iさん「薬剤師のキャリアにはたくさんの可能性があります!今、何か目標が決まっていても決まっていなくても、様々な道に挑戦できる“自分が輝ける場所”を見つけてください♪それが日本調剤だったら嬉しいです!」

Yさん「就活や国家試験など、これから大変なことも多いかと思いますが、適度に息抜きをしながら学生生活を楽しんでくださいね!」

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