週刊!薬剤師ブログ

配属後のフォロー2021.05.20

配属後も安心!新人を待つ先輩たちPART①

●永田 未緒(北海道科学大学卒・2020年入社・札幌勤務)


自分が新人の時、医薬品の場所がわからずなかなかスムーズに調剤できないことで悩みました。最初に行う調剤で躓かないように棚番号を整理したり、用途別でまとめるなど、より場所がわかりやすくなるよう準備しています。他にも働きはじめて自分が困ったことや、先輩方からフォローいただいた嬉しかったことなどを参考にフォローしていこうと思っています!
先輩薬剤師向けの「オーベン研修」も実施していただきました。指導の仕方、後輩との接し方についてポイントを教わり、新人が積極的に学びやすい体制づくりを会社もフォローしてくれています。(オーベン…新人にマンツーマンの指導役がつく「オーベン・ネーベン制」における先輩薬剤師のこと。)
私の店舗は、とにかく店舗の皆さんが優しいです!困っていることがあればどうしたの?と声をかけてくれたり、気になることはすぐ質問できるように環境を整えてくれています。働き始めると上手くいかずに悩むこともあると思いますが、最初から完璧にできる人はいません。ひとつの失敗でくじけず、成長に繋げていってもらえたらと思います。

●根本菜実(星薬科大学卒・2020年入社・関東勤務)


自分が昨年の新人時代に分からなかったことやフォローしてもらったことを当時の日誌を見ながら確認して、教える項目に挙げています。例えば一包化や散剤の機械の使い方、不足の薬剤対応などです。
薬の場所を調べられる表も整備しました。今までよりさらにわかりやすくなっていると思います!
私たちの代も新入社員研修がオンラインになり、どうしても教わり切れなかった部分もあったので、必要に応じて本番前のロールプレイなどを行えるように考えています。
今年は4人の新入社員が来るので、それぞれの進捗状況が分かる表なども導入する予定です。店舗に配属されたばかりの頃、色々な人にたくさん声をかけていただいたので、困っていそうな時はもちろん、何でもない時でも積極的にコミュニケーションを取っていきたいです。

私の薬局は大学病院の門前にあり、薬局があるビルにも複数のクリニックが入っているので、さまざまな診療科の処方せんがやってきます。生活習慣病の薬をはじめとして、抗がん剤や抗HIV薬、麻薬、特定生物由来製品など多岐に渡る薬に触れられるのでとても勉強になります。1日に300~400枚の処方せんを薬剤師15人、薬局事務5人ほどで対応しています。処方せんが集中するタイミングはお祭り騒ぎのような状況にもなりますが、時には雑談も交えながら和気藹々とした雰囲気で働いています。分からないことがあった時は、聞いたらすぐに誰でも教えてくれるので、学びやすい環境だと思います!

*白衣、調剤印などを一つ一つ揃えています!
最初は慣れなくて緊張したり、失敗することも多いと思います。困った時は先輩たちを気軽に頼ってほしいです。誰もが通る道なのでみんな全力でフォローしてくれます。失敗した時は次回同じことを繰り返さないためにどうしたらいいかを考えてメモしておきましょう。反省は大事ですが同時に引きずりすぎないように適度に忘れることも大切です(笑)
みなさんと働けるのを楽しみにしていたので、一緒に頑張っていきましょう!

★先輩たちの様子は来週も配信予定!関東エリア~九州エリアで勤務する先輩たちを紹介します♪

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