週刊!薬剤師ブログ

ジョブチャレ®体験記2023.11.02

国立がん研究センターで病院勤務中!社員2人にインタビュー

日本調剤の社員として病院勤務を経験する「社外ジョブチャレンジ制度(通称:ジョブチャレ®)」
専門知識・スキルを磨く、日本調剤の人気キャリアの一つです。
いま現在、国立がん研究センターの病院でジョブチャレ中の2人の社員の仕事場を見に行ってみました!
2人は現在新卒入社3年目の同期で、ともに同じ病院で勤務しています。
ジョブチャレのやりがいや魅力について、2人のクロストークをお楽しみください★

profile
2021年新卒入社 山家

入社時よりジョブチャレを志望し、2年目の春からジョブチャレを開始。
ジョブチャレ期間(取材当時):約1年半(現在も継続して病院勤務中)

profile
2021年新卒入社 添田

入社時よりジョブチャレを志望し、2年目の夏からジョブチャレを開始。現在は2病院目。
ジョブチャレ期間(取材当時):約1年(現在も継続して病院勤務中)

―お二人とも、現在新卒3年目の同期同士ですね!お二人とも2年目からジョブチャレに参加されていますが、入社前からジョブチャレに興味があったそうですね。

添田さん「はい!就職活動をしていたときから病院薬剤師にも興味があったので、入社前からジョブチャレには参加したいと思っていました。1年目の希望調査で希望をだして、2年目からは候補生として事前の研修などに参加し、2年目の夏からジョブチャレがスタートしました。今は2病院目のこちらの病院に勤務しています」

山家さん「私も、薬局とはまた違った仕事にふれて、自分の経験値や学びにつなげたいと思っていたので、入社前から「必ず行きたい!」と志望していました。その思いを汲み取っていただいて、1年目の終わりにジョブチャレ参加に声をかけてもらいました。2か月弱の事前研修に参加したあと、2年目の5月から病院勤務を開始しています」

―お二人とも、入社時からの希望が叶った形だったのですね!実際に病院ではどのような業務を行っていますか?

山家さん「私は現在、セントラル業務のうち、注射室での調剤や監査、払い出し業務などを行っています。化学療法関連では、抗がん剤の用法・用量・適切なレジメンが使われているかなどを確認し、監査を行います。体重や体表面積の変動がどのくらいなのかも大事なポイントになるので必ずチェックしています。また、外来混注室にて、外来で治療に来られている患者さまの抗がん剤調製や、手術室の薬品管理室にて、硬膜外麻酔薬の無菌調製や、その日手術で使われた麻薬や筋弛緩薬の確認なども行っています」

添田さん「私も1つめの病院では調剤・注射薬・抗がん剤混注などのセントラル業務を担当していました。現在の病院では、午前中に入院患者さまのカルテ記載や、病棟での入院時の持参薬鑑別。午後は手術予定の患者さまの使用薬などについて伺い、手術前の休薬確認などを行っています。病棟で看護師や医師に注射薬の配合変化などを聞かれることも多いです。毎日がんのことやそれに伴う症状について学ばせていただいており、勉強の日々です」

―病院によっても担当業務によっても、仕事内容はさまざまですね。病院では他の医療スタッフの方との距離も近いと思いますが、病院スタッフの方とのチームワークはいかがでしょうか?

山家さん「最初は新しい場所に入るということで、緊張や不安もありました。ですが、病院薬剤師の方々が優しく丁寧に指導してくださり、すぐにその不安はなくなりました!「本当に助かる」「教え甲斐がある」など大変ありがたいお言葉をいただく機会もあります。今では業務に関する話だけでなく、自分の将来的な話 ( 認定試験を受けるかどうかや、今後どうしていきたいか ) や、注射薬に関する様々な疑問 ( レジメンだけでなく医師の処方意図や製剤的特徴など ) を相談したり。良い関係性が築けていて、とても嬉しく思っています」

添田さん「わかります!今の病院でも前の病院でも、みなさんがとても丁寧に業務を教えてくれて、常に誰かに聞ける状態で安心して業務を行うことができています。前の病院の方とも今でも仲良くさせていただいていて、今度みんなで旅行に行く計画もあります!今からとても楽しみにしています」

―同じチームの一員として、とてもよい関係性が築けていますね。お二人ともジョブチャレを開始して1年~1年半ほどかと思いますが、印象的だったことはありますか?

添田さん「入院時の持参薬鑑別に伺った患者さまとお話しした際に、「病院の近くにある日本調剤の薬局で薬をもらっていて、いつも担当してくれる薬剤師さんが丁寧に薬のことを教えてくれるから本当に助かっているんです」とおっしゃっていました。日本調剤の仲間のことを褒めてくださる患者さまとお会いできて嬉しくなったと共に、私も病院薬剤師として、そして店舗に戻った時は薬局薬剤師として、誰かのためになれるよう頑張ろうと思いました」

山家さん「私は医師をはじめとした“チーム医療”を実感できたことが印象深いです。以前抗生剤でアレルギー症状が発症した患者さまへ同系統の抗生剤が処方されていた際に、交差反応性によりアレルギー症状が再度発生してしまう可能性があることを医師に報告したところ、「ありがとう」というお言葉と共に、薬剤変更を検討していただくことがありました。他にも、抗がん剤の投与量について医師へ提案した際、処方変更になった事例もあります。カルテを確認していると様々な医療スタッフの記録が残されており、チーム医療で患者さまを支えていることを実感します。その中の一員として携われたことが、大きな経験になりました」

―病院ならではの経験を、しっかりと自分のものにされていますね。お二人ともこれからもジョブチャレ期間が続くと思いますが、薬局に戻ったときは、今回の経験をどのように生かしていきたいですか?

山家さん「薬局に戻った時は、さまざまな情報をしっかりと確認・分析しながら、よりよい治療に貢献していきたいと思っています。お薬手帳の内容や、処方せんに書かれている検査値、患者さまのお話などから、今どのような治療や状態なのかを判断し、サポートできることがあれば率先して取り組んでいきたいです」

添田さん「外来診療の期間中に症状が変化したり、薬の量や種類が変更になったりすることもあります。不安を抱えているであろう患者さまに対して身近に、そして継続的に寄り添えるのは、薬局薬剤師ならではだと思います。がん治療をしている患者さまは、特に副作用や痛みに関してとても不安が強いと思います。患者さまが不安な時「あの人に相談してみよう」と頼ってもらえるような薬剤師になりたいと思っています」

2人とも、ジョブチャレの経験を経て着実に成長している様子!病院スタッフとのチームワークの良さも印象的でした。「薬局に戻ったあとは、病院勤務で得た知見を共有してみんなで成長していきたい」「経験を生かして、がんの認定などにもチャレンジしたい」と、さらなる目標も語ってくれました。

長期間にわたって病院勤務が経験できるのは、日本調剤ならではの魅力。
ジョブチャレに興味がわいた方は、ぜひイベントなどで直接社員に話を聞いてみてくださいね!

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