週刊!薬剤師ブログ

薬剤師国家試験 応援企画第1弾2024.01.31

先輩薬剤師が、薬剤師国家試験を振り返る!

今年の国家試験まで、残すところ約2週間!
……ということで、先輩薬剤師3名に、自分たちの薬剤師国家試験を振り返ってもらいました!
直前の過ごし方や当日のアドバイスなど、ぜひ参考にしてみてください。

Q 国家試験2週間前は、どのように過ごしていましたか?

新人Kさん「私は卒論が忙しくて、周りに比べたら国試勉強を始めたのが遅かったと思います。それこそ青問に手をつけたのが6年生の冬くらいで……。短期集中決戦でしたが、とにかく最後まで諦めないで、直前は一日中勉強していました。体調が一番心配だったので、睡眠と食事はしっかりとって、あとはできる限り机に向かっていました」

3年目Sさん「直前期は毎日、国試の過去問を解いていました。過去問10年分を何度も解くことで、試験の感覚をつかむのにも役立ちました。ここまできたらプラスアルファの知識というより、試験へのリズムを作るのも大事かなと思います!あとは、予備校が配信してくれる超直前講義を見たり、『これさえやれば大丈夫!』のような問題集を解いたりしていました」

2年目Fさん「私は『1日3教科』と目標を決めて、着実にやるようにしていました。あと、適度なリフレッシュも必要ですよね。私は緑が好きなので、毎日2時間は散歩の時間!と決めて、その時間をリフレッシュ時間にしていました。お昼ご飯を食べて2時間後くらい、少し眠くなる時間をお散歩タイムにするのもポイントでした。でも、散歩のときも『暗記ノート』は常に持っていて、友達と問題の出し合いをしたりしていました。勉強漬けの毎日には、心の安らぎも必要だと思います(笑)」

Q 試験当日について教えてください!

新人Kさん「とても緊張しましたが、心を落ち着けるために “自分が誰よりも一番勉強している!”くらいの気持ちでいました。勉強してきた自分を自信にして、あとは試験に臨むのみでしたね。終わったときは合否関係なく開放された気持ちでした。卒業旅行も控えていたので、それも勉強のモチベーションになっていました!」

3年目Sさん「模試は似たような問題だったので確信をもって回答を書けたりしましたが、本番は全く見たことがない問題で、合っているのか自分でも全然わからないまま解いていた記憶があります。みんなそうだと思うので、焦らず解いて欲しいです。あと、1日目からの切り替えも大事ですよね!」

2年目Fさん「そう思います!1日目の終わりに予備校が『明日のヤマ』のような動画を配信してくれたので、そこでうまく切り替えて、『今日できなかったこと』より、『明日点をとるための行動』をすることが大事かなと思います。あと、試験はまず名前や受験番号を書くことから始まるので、そこは絶対に間違えないように!と思って何度も確認しました」

Q 試験を控える学生さんに、応援メッセージをお願いします!

新人Kさん「大変な国家試験も乗り越えて、社会人・薬剤師になりました。新人研修ではかけがえのない同期にも出会うことができて、毎日がとても充実しています。自分を信じて、最後まで頑張ってください!」

3年目Sさん「リラックスして、いつも通り!が大事かなと思います。試験会場でも、自分の席の近くに同じ大学の人もいると思うので、『いつものテスト前と同じ!』と思って試験に臨んでほしいなと思います。ここまできたら、なるようになる!と思って、落ち着いてやれば大丈夫!!」

2年目Fさん「私も、家族や友人からもらったお守りを見て、「いつも通りやる」と思っていました。火事場の馬鹿力じゃなくて、いつも通りやれば受かる!と自分に言い聞かせて。あと、試験の合間の10分休憩には、飼っている犬の写真を見て心落ち着けたりしていました。休憩時間の使い方も考えておくといいかもしれません。最後の最後まで、諦めないで!!努力が実るように応援しています」

座談会トークのあとは、2年目薬剤師Fさん(写真右)、3年目薬剤師Sさん(写真左)と、合格祈願へ!
実は二人は、Fさんが新人のときのオーベン・ネーベン(※)コンビ!一緒に旅行にいくほど仲良しの2人です★

(※)オーベン・ネーベン制……新人薬剤師(ネーベン)に指導役の先輩(オーベン)が1年間のマンツーマン指導につく制度。

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