2026.01.14
小児薬物療法認定薬剤師★社員紹介~親目線と専門性で、患者さまに寄り添う~
今回は、入社5年目で小児薬物療法認定薬剤師を取得した2020年入社のKさんをご紹介!育休を取得したパパさん薬剤師でもあるので、「認定薬剤師ってどうやって取るの?」「男性の育休って実際どうなの?」という疑問にお答えします♪
—幼い頃からの想いを形に。小児薬物療法認定薬剤師への挑戦
●小児薬物療法認定薬剤師を目指したきっかけを教えてください。
歳の離れた弟がいた影響で、小さな子どもを助ける仕事、関わる仕事ができたら、という気持ちが子どもの頃からありました。薬剤師になったときも、いずれは小児の認定を取りたいとずっと意識していました。以前いた店舗は小児の処方は少なかったので業務上の緊急性は高くなかったのですが、小児の治療に対する想いや関心があったので取得を目指しました。
受験資格を得られるのが実務経験3年を超えてからなので、本格的に動いたのは4年目になってからです。2023年から講習を受け始め、小児の薬物療法に関する学会への参加や、症例報告(レポート)の作成など、約2年かけて準備を進めてきました。2025年4月に無事にレポートが認可され、正式に認定を取得しました。
●取得にあたって、大変だったことはありますか?
やはり試験対策ですね…。試験範囲の動画教材や資料を何度も見直す時間は、仕事との両立において一番の踏ん張りどころでした。
会社からも認定取得を目指す社員向けにサポートがあり、すでに認定取得されている方からのアドバイスやご自身が作成したレポート等を共有いただいての試験対策から、講習の案内・応募締切のリマインドのような細かなところまでフォローしてもらえてすごく助かりましたね。

●認定を取得して、仕事への向き合い方は変わりましたか?
「医師が言っているから」と鵜呑みにするのではなく、用量調整などについて必ず参考書籍・サイトも確認し、エビデンスをもって処方監査していく姿勢がより強固に身に付いたと思います。
小児の対応では、親御さんから「先生にはこう言われたけど、こういう時は飲ませて大丈夫?」と、処方箋上の指示では分からなかった部分のご相談を受けることがよくあります。そんな時、認定薬剤師としての知識と、私自身も子を持つ親なので、親としての目線、両方を持って根拠や経験をふまえた服薬指導をすることで、より深く納得していただけたり、薬剤師としての言葉を受け止めてもらいやすくなったと思います。自分の人生経験が、患者さまと接する際に生かされていると感じています。
●店舗のメンバーへの影響はいかがでしょうか?
新入社員もいるので、肺炎で来局された患者さまについて、小児だとマイコプラズマの場合の第一選択薬がこれだとか、基本的な知識をまずは共有しています。また、私が使っている小児用量ブックなどの資料も店舗で共有して、日常的に皆で店舗全体の知識・スキルの底上げに取り組んでいます。
また、私と同じように小児の認定を取りたいという社員に対しては、自分の店舗に所属の方かどうかは問わず、自分が作成したレポートを共有したりといったフォローをしています。今はまだささやかですが、後進の方々に向けた支援もできたらと考えています。
—育休が教えてくれた、家族の時間と仕事の視点
●2023年に育休を取得されたそうですね。
2023年6月に子供が生まれた際に取得しました。元から取ろうと思っていたのですが、同じエリアで勤務している男性社員の方が4ヶ月ほど取得することが決まっていて、「取るのが当たり前」という肯定的な雰囲気がより強まっていたんです。もちろんそれがなくても好意的に捉えてくれる方ばかりではあるのですが、まだまだ男性の育休取得って社会的にも浸透しきっていないのが実情ではあると思うので…自分からも言い出しやすい空気があったのはとてもありがたかったですね。

●実際に取得してみて、いかがでしたか?
当初、子どもが生まれてすぐには退院できなかったため、病院へ面会に行く時間をしっかり確保できたことは、家族にとって本当に大きかったです。看護師さんからミルクのあげ方を手取り足取り妻と一緒に学べたり、一緒にいることで少しでも妻の精神的な支えになれたりと、最初の大変な時期を共有できたことで、その後の育児へのハードルがぐっと下がりました。
—誰もが「心理的安全性」を感じられる店舗づくりを

●これからの目標について教えてください。
一つは専門性の追求です。今は腎臓の領域にも興味があり、少しずつ勉強を進めています。また、認定を生かして小児在宅にも携わっていきたいと思っています。
もう一つは、店舗責任者のミッションとして、店舗の環境づくりです。私自身、新人の頃はプレッシャーに弱く「ミスしたらどうしよう」とつい萎縮してしまうタイプでした。だからこそ、後輩たちが変にプレッシャーを感じずにのびのびと働ける、心理的安全性の高い環境を作りたいと思っています。3年目とかになると、後輩たちがすごくかわいく見えてきて…。職員の働きやすさに興味を持つようになり、最近は「ウェルビーイング」や「休養学」にも関心があるんです。ライフワークバランスの良い店舗運営を行って、職員の心と身体の健康に貢献していきたいですね。
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専門性を高める努力を惜しまず、同時にご家族や店舗職員に向き合うあたたかな眼差しを持ち続けるKさん。様々な経験を生かしてこれからも領域を問わず活躍していきたいと語ってくださいました。
今後も当社の薬剤師の様子をレポートしていきます!
どうぞお楽しみに!