週刊!薬剤師ブログ

新入社員研修2023.05.12

2023年度新入社員研修の様子をレポート!<Part3>

約1か月間にわたる新入社員研修がスタート!今年度はオンラインと対面のハイブリッド型で開催しています。前回に引き続き、新入社員研修の様子をレポートします♪

●いよいよ対面研修!同期と親睦を深めるプログラムも

オンライン研修期間を終え、ついに対面研修が始まりました!対面研修では同期とチームになって取り組む研修プログラムも多くあります。そこでまずは同期と親睦を深める一つとして「チーム対抗ミッションクリア」を行いました。与えられた様々なミッションに対し、チームメンバーと協力しながら和気藹々と楽しんでいる様子が窺えました。また、「支店別エリア懇親会」も研修の一環として行われ、同じ支店の同期と会話やゲームを通じて親睦を深めました。

同期や先輩・後輩同士の仲が良く、一緒に遊んだり旅行をしたりする社員も多いのが日本調剤の特徴です。研修期間中にできた縁を大切に、店舗配属後も何でも相談し合える関係を築いてほしいと思います。

●調剤過誤防止研修

調剤過誤は患者さまに重大な影響を与える可能性があります。研修では、調剤過誤を理解し、調剤過誤防止のために必要な技能・態度・知識を身に付けていきます。そのためにまずは日本で実際に起こった調剤過誤の過去事例をお伝えし、もし自分が起こしてしまったら、「患者さまに対して」「自分自身に対して」「医療・社会に対して」どう思うか、新入社員に想像してもらいました。薬剤師は薬を通して患者さまの「命」を扱っていると常に意識しなければなりません。そのことを再認識して研修に臨みます。

続いて、調剤過誤の内容から患者さまに起こる症状を考え、患者さまやご家族の気持ちを想像します。新入社員には、症状の「名称」だけでなく、患者さまのお姿や状態、情景、痛みや苦しみを想像できる薬剤師になってほしいと考えています。調剤過誤は患者さまやそのご家族はもちろん、自分の人生を変えてしまうこともあります。調剤過誤への「恐れ」を持ち続け、絶対に起こさないよう、手順の順守や知識の向上に努める、そのためにも新入社員研修で調剤過誤防止について理解を深めていきました。
また、調剤過誤により患者さまに重大な副作用を及ぼす恐れのある薬や、万が一調剤過誤を起こしてしまった場合の対応、全店舗に導入している調剤支援機器「Peech」の適正な使用方法についても学びました。本研修では、薬剤師による調剤過誤が発生するリスクや影響についてを中心に講義を行ってきましたが、医師から出された処方せんの誤りに気付き、調剤過誤を防止できるのも薬剤師だけです。薬剤師としてのプライドや覚悟を持って、患者さま応対をしてほしいと思います。

次回も新入社員研修の様子をレポートしますのでお楽しみに♪

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