キャリアスタイル
かかりつけ薬剤師 K・Aさん
2019年入社 > 店舗薬剤師>かかりつけ薬剤師・店舗責任者
【かかりつけ薬剤師の仕事】
薬局勤務経験3年以上に加え、所定の研修等が必要。日本調剤には8割以上の薬局にかかりつけ薬剤師が在籍し、継続的に患者さまをサポートしています。
コミュニケーションで生まれる繋がり
駅の近くにある薬局で、店舗責任者も務めながら、かかりつけ薬剤師として100名以上の患者さまを担当させていただいています。
私が勤務している薬局はリピーターの方も多く、たまたま同じ方に続けて服薬指導をする機会もあります。そんな時に、「お薬の味が苦手で飲めないならジュースやゼリーを活用するといいですよ」とお伝えしていた方が、私を覚えてくれていて「あの時のアドバイスで上手く行きました!」と報告してくださったりするんです。
そうしたやりとりを通してかかりつけとして担当させていただくことも多く、ご縁あって患者さまに向き合う機会をいただいている日々です。
継続的に患者さまの治療を支える喜び。
最初は体調を聞いても無言だった患者さまが、継続して関わる中で「最近こうなんだよね」と身の回りのことや治療について詳しく話してくれたり、私の名前まで呼んでくださるようになって、びっくりしたけれど嬉しかったです。複数の病院の処方箋をまとめて持ってきてくださることも増えて、服薬管理もスムーズになりました。
かかりつけ薬剤師のお仕事は、患者さまの治療を継続的にサポートしていくこと。関係性が構築できると、患者さまから得られる情報が増えて、適切なアドバイスやご提案に繋がり、より患者さまのためになれるという実感があります。それも含めて、かかりつけとして継続して担当させていただくことに喜びを感じます。
私がいるこの薬局に、「また来たい」と思ってほしい!
理想は「Kさんがいるからこの薬局に来ました!」と選んでもらえること。そう思ってくださる方が増えたらいいなと考えています。
また、今の店舗には私以外にも複数名のかかりつけ薬剤師がいます。他の方のかかりつけの患者さまのお顔も覚えて、「○○さん、かかりつけの◎◎さんいらっしゃいましたよ~」とお伝えしたりしています。そうすると薬剤師が患者さまに軽くあいさつだけでも顔を見せたりして、和やかな空気になるんですよね。
店舗全体で、「ここに来てよかったな」「またここに来たいな」と思ってもらえるような、いい雰囲気の、患者さまのためになる薬局をつくっていきたいなと思っています。