週刊!薬剤師ブログ

キャリアスタイル紹介~マネジメント編~2023.09.06

若手エリアマネージャー2人の特別対談特集!

今回は、「キャリアスタイル紹介~マネジネント編~」ということで……
若手エリアマネージャー2人による、特別座談会を開催しました!
管轄エリアで30名もの部下を統括し、会社の経営・企画に大きく関わるエリアマネージャーという職務に、どのような姿勢で臨んでいるのでしょうか?
スペシャルインタビューをお届けします!

profile
エリアマネージャー 羽鳥(ハトリ)


2015年4月新卒入社。全国勤務コース。大型店舗での店舗責任者としての取り組みを評価され、2017年・18年に2年連続で社内表彰を受賞。大学病院実務研修への参加や積極的な薬薬連携、さらにオンライン服薬指導の実施・広報にも尽力。2023年4月、エリアマネージャー(係長)に昇進。1児の父。

profile
エリアマネージャー 堀田(ホッタ)


2016年4月新卒入社。全国勤務コース。積極的に全国の店舗での経験を積み、店舗責任者も複数店舗で務める。2023年4月に、会社の業績や価値向上に大きく貢献した社員を表彰する「社長賞」に選出され、表彰。同年にエリアマネージャー(係長)に昇進。3児の父。

“薬剤師として、患者さまにベストを尽くしたい”
ただひたすらに、挑戦し続けてきた道のり。

―お二人とも、若くしてエリアマネージャーに抜擢されていますが、入社時から目指していたキャリアだったのでしょうか?

羽鳥さん「入社当初からエリアマネージャーになる、というのは目標として思っていて、他の道はあまり考えなかったですね。やはり薬剤師としてどれだけ患者さまに貢献できるか、というのを一番に思っていて。患者さま中心に一番に貢献できるのはやはり薬局現場ですけど、自分だけでは限界がある。より多くの患者さまの力になりたい、と思うと、薬局現場を動かす“エリアマネージャー”というポジションは、自分の理想のキャリアでした。任命されたときは、日本調剤をもっと引っ張っていくぞ!という気持ちでした。不思議と不安や心配はなく、本当にやる気しかなかったです」

堀田さん「私も同様に、薬剤師という資格を100%あるいは120%発揮するために何ができるのか、常に意識して仕事をしていて、そのためエリアマネージャーは初めから目標にもっていました。もちろん専門領域を深める道も選択肢にはありましたが、さまざまな店舗を経験するなかで、一つの店舗だけではなく、組織として、会社全体の進化に貢献したいという思いが強くなりました」

若手に挑戦させてくれる環境がある。
全国勤務コースがチャンスを広げてくれた。

―患者さまにベストを尽くしたい、という思いが強かったんですね。ところで、お二人とも全国勤務コースを選ばれていますね。全国勤務コースを選んだことは、キャリアアップに影響しましたか?

堀田さん「私は全国勤務コースで、愛知・静岡・長野・秋田の4地域の店舗を経験してきました。都市部でも僻地でも、あるいは門前でも面対応でも、本当にさまざまな店舗を経験しましたが、それぞれに特徴や地域性も異なります。短い時間でも濃い経験が積めたことは、最短でのステップアップにつながったと思います」

羽鳥さん「そう、若手にすごくチャンスをくれる会社ですよね。チャンスしかない、というか(笑)。若手がこうやって挑戦できる環境をつくってくれるのは、上の経営陣がベースをしっかり作ってくださっているおかげなので。何ができるか、じゃなくて、何をしたいか、が大事というか。そのやりたい気持ちを受け止めて、実際に挑戦させてくれるのが日本調剤ですから。自分の夢を叶えるところだなと思います」

記憶に残る薬剤師であること。
自信をもち、失敗を恐れず、常に前を見て。

―お二人とも、「チャンス」を生かす「挑戦」をたくさんしてこられたのですね。他にも、仕事をする上での心がけやモットーはありますか?

堀田さん「いただいたチャンスは1回しかないと思っています。2回3回はない、と自分では意識して行動していて。例えば、たった1回研修でお会いしたドクターや薬剤部の先生方、行政関連の方々など。その1回のチャンスを大事にして、必ず私の名前を憶えていただけるように行動をしたり、「こんな人が日本調剤にはいるんだ」と最低限覚えていただけるように、その1回の機会を大事にしています。待っているだけでは何もおこらないし、一日前と同じことをしても通用しない、日々成長して情報を更新していかないと遅れていってしまう。それほど、今の医療はスピード感が重要になっていると感じます」

羽鳥さん「失敗を恐れないで挑戦する、ということですね。初めて大型店舗の店舗責任者を務めたとき、なかなか上手くいかないことが多くて。自分のやり方が間違っているのかと悩んでいたとき、当時の上司から、「羽鳥くんは間違ってないよ。だから自分が思うようにやりな」と言われて、そのとき本当に救われた気持ちになったんです。ふっきれたというか。見てくれているんだな、という嬉しさと驚きと……。今も本当に尊敬している上司です。その言葉通りひたむきに取り組んだ結果、社内表彰を受けることもできました。その経験が、一番の転機になったかなと思います。自分ならできる、と自信をもって失敗を恐れずに挑戦するという信念を、より強く思った出来事でした」

すべての人の「生きる」に向き合う。
患者さまにも社員にも、真摯な姿勢を忘れない。

―さまざまな人との出会いも、大きな成長の機会になりますね。エリアマネージャーになったことで、部下の人数も増え、また経営とも近い立場になると思いますが、改めて見えてきた会社の一面はありましたか?

羽鳥さん「さきほどお話した上司を含めて、人のことをすごくよく見てくれる上司が多いというのは感じますね。部長クラスになると一般の職員のことを把握するのは大変だろうと思っていましたが、「この人こういう人だよね」など、その人の特徴にあった配属を考えてくれていたり。人事管理やコンプライアンスなど、隙のない経営はさすがだなと感じます」

堀田さん「エリアマネージャーになってから、経営や戦略的なことに関しての会議にも出席させていただいているので、そういった経験は、現場にいた時との違いですね。どうしてその戦略ができたのか、そのプロセスを学び部下に伝えるという役目は、今までとは大きく異なる仕事です。上にいけばいくほど、数字に執着してしまったり、数字が先行してしまうことは往々にしてあると思いますが、それでは納得感や達成感は薄れてしまう。数字はあくまで手段であって、目的ではない、と部下には伝え、あくまで私たちが目指している「すべての人の「生きる」に向き合う」というグループ理念を忘れないように伝えています」

―経営や戦略、またリーダーシップとなると、店舗時代からワンランクアップしたスキルや知識も必要になりますが、研修などはあるのでしょうか?

堀田さん「リーダーシップを学ぶための研修を含め、新任のエリアマネージャーに対する研修が月1回開催されています。今年の4月に私と同時にエリアマネージャーにあがった同期(入社年ではなく、エリアマネージャーにあがった年の同期)のメンバーと一緒に研修に参加しています。かなり心強い存在ですね。お互いにいろんな経験を積んできて、いま次のステージにきている仲間なので。お互いにアイデアとか考え方を共有したり、気軽に相談できる存在にすごく助けられています。やっぱり、さすがみんなアクティブというか(笑)楽しい同期たちですね」

―若手エリアマネージャーのみなさんのこれからの活躍が楽しみです!それでは最後に、学生さんにメッセージを、代表して羽鳥さんからお願いします。

羽鳥さん「挑戦のみ!ですね。経験して失敗して、その繰り返しで人は成長するのだと思います。学生のみなさんは、新しく薬剤師になる、社会人になることで、不安や心配も多くあると思いますが、でも、失敗を恐れずに挑戦する姿勢を持ち続けてほしいと思います。薬剤師にしかできないこと、薬剤師だからこそできることが本当に多くあります。大事なことは、薬剤師には何ができるかではなく、薬剤師として何がしたいかということです。人は強く思えば思うほど、達成できるものです。是非、学生生活も十分に楽しんで!そして将来一緒に働けることを楽しみにしています」

“患者さまのために、ベストを尽くしたい”
その思いを胸に、エリアマネージャーへのキャリアアップの道を選んだ羽鳥さんと堀田さん。
みなさんは将来、どんなキャリアを描いていきたいでしょうか?

日本調剤では、将来のさまざまなキャリアを考える、「キャリアスタイルセミナー」を開催中です!
羽鳥さんや堀田さんをはじめとしたマネジメントや企画系の社員が登場する「オフィス編」をはじめ、そのほか「ジョブチャレ編」「認定編」のセミナーをご用意しています。
もっと詳しい話を聞きたい方は、ぜひイベントにお越しください★

◆◇◆ イベントのご案内 ◆◇◆

キャリアスタイルセミナー

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●オフィス編:10/15(日)
●認定・専門編:10/1(日)満席間近!、10/29(日)
●地域医療編:本年度の開催は終了いたしました。

▼詳細&ご予約はこちら!
https://www.nicho.co.jp/internship

※対象学年 :薬学部5年生(2025年3月卒業予定)
※WEB開催。業界理解セミナーつき!
※満席になり次第受付終了となります。

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