週刊!薬剤師ブログ

“仲間の想い”と向き合う薬剤師 ~エリアマネージャー~2023.12.21

一人ひとりの輝く場所をつくる、自分なりのベストマネージャーに!

若手が活躍するキャリアが豊富な日本調剤。
なかでも人気のキャリアの一つが「エリアマネージャー」です。
大型店舗での店舗責任者を務めたのち、エリアマネージャーにキャリアアップ。
日々“仲間の想い”と向き合う薬剤師へのインタビューです!

~プロフィール紹介~


Profile  エリアマネージャー Aさん
2012年新卒入社。全国コース。初任地の東京の店舗では、大学病院の門前薬局の店舗責任者を務め、病院と連携し薬局で電子カルテ(※)を閲覧・活用できる仕組みづくりを実現。次の赴任地の関西エリアでは、県内有数の大型薬局の店舗責任者を務めたのち、エリアマネージャーにキャリアアップ。現在は関西支店を拠点にマネジメント業務を担当。

 


※実際にAさんが導入・活用していた電子カルテの一部。検査値、抗がん剤のレジメン、アレルギー情報、既往歴などのデータを見ることができます】

 

全国コースを選んだのは、好奇心と興味から。

エリアマネージャーに任命いただいたときは、素直に嬉しく思いました。エリアマネージャーだけを目指していた、というよりも、たくさんの人と関わりながら仕事をしたいと思っていたので、人との繋がりがさらに広がった今の仕事は、とても楽しく感じています。エリアマネージャーはその名の通り、自分の管轄エリア(10店舗ほど)の店舗の人員管理や店舗運営の全般的なマネジネントを担当します。

上司や支店長もとても気さくで、面倒見が良い方たちばかりです。あるときオフィス勤務中に「どんな風に店舗やスタッフの力を伸ばしていこうか……」と考えていたら、支店長に「ニヤニヤしながら楽しそうだなあ(笑)」と言われまして。そうしたら直属の上司も隣で吹き出され、「そうなんです!Aさんを見ていると楽しそうで元気がでるんです(笑)」と乗っかられ、支店長は「君にはそういう力があるらしい」と言って去っていかれました(笑)役職者はお堅いイメージがあったりするかもしれませんが、人との対話を大事にされる方が多いので、職場はあたたかい雰囲気があるなあと思いますね。

……ちなみに仕事中ニヤニヤしているのは他のスタッフにも思われているようでして、社内報の企画の“この人のここがすごい!”のような投稿でも、「人の成長を誰よりも楽しみにしているエリアマネージャーで、たまに考えすぎてニヤニヤしています」と書かれましたので、多分本当にそうなんだろうなと思います(笑)

全国コースとして、東京と関西エリアの現場経験も積んできました。全国コースを選んだのは、好奇心と興味でしたね(笑)どんな土地で、どんな仕事や生活ができるのか?というのは単純ですがワクワクしましたし、さまざまな地域で多くの患者さまと接することで、患者さまへのアプローチの幅も広げられたと思います。

大事な人がたくさんいる。
人との繋がりは、心の支えに。

東京から関西に異動したときは、後輩たちが主体となって送別会を開いてくれました。コロナ禍に入る前で、80人くらい集まって盛大に送り出してくれました。仕事という枠を超えて、自分がこれまで生きてきた人生のなかでも、心に残っている大切な日です。
本当に嬉しかったし、こんなにお世話になった人がいるんだと、感謝の気持ちで旅立ちました。

……ちなみに、今日つけているネクタイも、このときの送別会でいただいたものなんです(笑)異動後も何かにつけて連絡を取り合ったり、困ったときは相談に乗ってもらったり。自分のまわりに大事な人たちがこんなにたくさんいてくれることは心の支えでもありますし、ありがたいなあと常々感じています。思えば、これまでどれだけたくさんの人と関わりながら仕事をしてきたんでしょうね。振り返ってみると、自分は本当に多くの人に恵まれたなと思います。

「Aさんが店舗責任者で本当に良かったです。おかげで毎日の仕事がすごく楽しかったです」と言ってくれた店舗の仲間や、関西に異動するとき、「今までありがとうございました。関西に行っても応援しています」とわざわざ手紙をくださったかかりつけの患者さまもいらっしゃいました。たくさんの人との繋がりが、今の自分を支えていると思います。


【店舗勤務時代のAさん。これまで積んできた多くの経験が、今に生きています】

一人ひとりが輝けるように。
自分なりの“ベストマネージャー”を目指して。

私たちマネージャーはもちろん「数字」と向き合うことも仕事ですが、しかし数字だけを目標にするのではなく、「患者さまと向き合う」ことが結果として数字に結び付く、という考えは薬局現場のときから変わっていません。私が思う日本調剤は、何に対しても、とても「まっすぐ」な会社です。私たちは医療従事者です。だからもちろん大変なこともありますが、でもいつでも患者さまに対してまっすぐに誠実であり続ける姿勢が、ここで働く人たちにはあると思います。

人として、薬剤師として、輝くものを持っている人たちが本当にたくさんいます。だからエリアマネージャーとして、その一人ひとりが最大限に輝けるようなアプローチがしていきたいんです。自分で自分の強みに気づいていない人には、もっと自分の魅力に気づいて自信を持てるようにしたいし、何より仕事が楽しいと感じてほしい。人生の大部分を占める仕事の時間が楽しければ、その人の人生もきっと楽しくなりますよね!そう感じさせるようなマネージャーでありたい。一人ひとりが輝ける場所をつくる、自分なりの“ベストマネージャー”になることが、今の私の目標です。

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