週刊!薬剤師ブログ

ジョブチャレ体験記2024.10.10

ジョブチャレで2病院経験後、オフィス勤務へ!同期2名対談★

日本調剤の社員として病院勤務を経験する「社外ジョブチャレンジ制度(通称:ジョブチャレ®)」。
専門知識・スキルを磨く、日本調剤の人気キャリアの一つです。今月のジョブチャレ体験記は、ジョブチャレを経てオフィス勤務にキャリアチェンジしたIさん&Yさん。実は2021年新卒入社の同期なんです!日本調剤ならではのオフィスキャリアで活躍する2名のジョブチャレ体験記です★

★社外ジョブチャレンジ制度(ジョブチャレ)とは★
日本調剤の社員として病院勤務を経験できる制度です。給与や福利厚生は日本調剤社員のまま、平均1~2年の病院勤務を経験できます。
詳しくはこちら!https://www.nicho.co.jp/shinsotsu/career/challenge

●日本調剤への入社理由と、ジョブチャレへの参加の経緯を教えてください!

Yさん「大手薬局であり社会への影響力が大きいという点と、キャリアの幅が広く、同じ会社に勤めながらも様々な経験ができるという点に魅力を感じ入社しました。ジョブチャレには入社前から興味があり、入社後の希望調査アンケートでも『ぜひ参加したい』と回答していたところ、2年目にジョブチャレ参加が叶いました!また、ジョブチャレのWEB研修会は誰でも参加できるので、ジョブチャレにお声かけいただく前から毎月参加して準備を整えていました(笑)」

Iさん「私も入社前からジョブチャレには参加したいと思っていました!ジョブチャレはもちろん、調剤薬局事業、コンサルティング事業、医薬品製造販売事業と事業を多岐に展開しており、入社してからキャリアの幅が広く、何がやりたいか明確でなかった自分にとっては、入社してからの選択肢が多かったことが魅力でした。また、教育・研修制度が充実していること、実際に専門薬剤師等が多いことも魅力でした!」

●ジョブチャレでの業務内容を教えてください。

Yさん「2病院を経験しました!注射室での注射の調剤、抗がん剤のレジメンチェック、抗がん剤調製、TPN調製、内服調剤や在庫管理などの業務も担当しておりました。両病院とも抗がん剤調剤に関わることが多く、前後の投薬や抗がん剤実施可否の判断など、実際に検査値を見たり、がんの資格を持っている方に教わったりしながら調剤することができ、とても勉強になりました。」

Iさん「私も2病院を経験しました。1か所目は、中央業務、病棟業務、外来業務と幅広い業務を経験できました。2か所目は、主に混注業務+中央業務で、抗がん剤のミキシングを経験することができました。急性期での患者さまのリアルな状態を知ることができ、治療スキーム(抗菌薬の適正使用、周術期管理など)を学ぶことができました。カルテから医師の処方意図も読み取れることもあり、非常に勉強になりました。」

●学生さんからよく質問があるのですが、病院の方々との関係性はいかがでしたか?

Yさん「ウェルカムな感じでしたよ!病院で仲の良い5人組ができたので、『第三金曜日はご飯にいこう!』と決めていて、いつも集まっていました。映画に行ったり、ディズニーランドに行ったりもしましたね。最後の日には病院のスタッフのみなさんから色紙とお花もいただきました。メッセージもびっしり書いてくださって……。疎外感もなく、同じ病院のメンバーとして触れ合うことができました!」

Iさん「同世代は特に仲良くなりますし、それこそ病院の1年目のスタッフがすごく慕ってくれましたね。自分が聞きやすい存在だったのか、良い関係性が築けました。また、病院の中でも頼りにしていただいている感覚もありました。病院スタッフの方は病院しか経験したことのない方がほとんどでしたので、薬局のことや、トレーシングレポートや保険についても質問されたりもしました。薬局も病院もどちらのこともわかる貴重な存在だったのかなと思います。」

Yさん「私もよく『薬局ではどうしているの?』と聞かれました!ちなみに1病院目も2病院目も偶然にも日本調剤の同期と一緒でした。その同期はいま3病院目にジョブチャレ中なのですが、ずっと仲良くしています。思えば1年目の薬局の店舗も同期が3人いてすごく仲良くなって(今でも月1で会うくらい仲が良いです!)、本社にもこうして同期がいますし、同期の縁に恵まれているなあと思います。」

●現在所属している部署の仕事について教えてください!

Yさん「調剤システム開発や『お薬手帳プラス』の運用、オンライン診療・オンライン服薬指導の推進等に取り組む、薬剤企画部に所属しています。その中でも私は、病院・クリニックのオンライン診療の導入のサポートをしています!医師向けのセミナーを実施したり、コンテンツ作成をするのがメイン業務。外部とのやりとりも多いポジションです!」

Iさん「医療戦略推進部でジョブチャレの運営をメインに担当しています!具体的には、ジョブチャレ先の病院の開拓や、制度を利用する社員の教育・サポート等を行っています。社員一人ひとりがジョブチャレを通じて成長し、会社全体の専門性向上に繋がるよう、日々チームで取り組んでいます。」

●ジョブチャレ後に今の部署へ異動になった経緯を教えてください。

Yさん「キャリア希望調査の際に本社勤務に興味があることを伝えていました。2病院目のジョブチャレ終了のタイミングでお声がけをいただき、本社へ異動となりました!薬剤企画部はオンライン服薬指導のシステム導入等で店舗をサポートしてくれるイメージが元からあった部署。異動先にはいくつか候補があったようなのですが、『店舗に関わることができる部署がいい!』と上司に伝えていたこともあって、こちらに配属していただいたのかもしれません。」

Iさん「今のチームには、上司から『経験と知識を今度は制度を支える側で生かしてほしい』と声をかけてもらい、会社の仕組みを通じてより多くの患者さまの健康に貢献できるのではと考え、異動を決意しました。ジョブチャレでは多くの学びがあり、新しい環境で自分のモチベーションがアップするのも実感しました。医薬品情報に関する業務にも携わっていたので、現場経験と専門知識を生かして広く患者さまに貢献したいという想いも強くなりましたね。」

●ジョブチャレの経験は、現在の仕事にどのように生きていると感じますか?

Yさん「今の仕事は医師向けの情報を扱っている仕事です。ジョブチャレでは、実際に病院で勤務したことで治療について具体的な知識がついたり、病院の先生ともたくさんやりとりをしました。そうした経験があるからこそ、医師とお話がしやすくなったり、よりニーズに沿ったセミナー運営やコンテンツ作成ができるかなと思っています。今後は医師との関わりを通じて会社そのものに良い影響を与えるような施策を打ち出したり、新しい取り組みにもチャレンジしてみたいと思っています!」

Iさん「ジョブチャレでは、入院中の患者さまの服薬指導や病棟業務に携わる中で、店舗とは全く異なる視点や、医療従事者としての専門的な知識・スキル、医薬品情報に関する知見を身に付けることができました。今も病院訪問時は先生方と医薬品について深く議論する機会も多いです!ジョブチャレ社員には、より多くの経験を積んで、薬局に戻ってからも生かせるスキルを身に付けてほしい。病院で学べることや本人たちのやりたいこと、身に付けるべきことなど、病院側の担当者と密に連携を取りながら、働く環境を整えることに力を入れています。」

●最後に、改めて日本調剤の魅力や今後の目標、学生さんへのメッセージをお願いします!

Yさん「日本調剤は、多様な働き方ができ、自分の思いを声に出せば叶えてくれる会社だと思っています。また、最初に配属となったエリアの同期とも未だに仲が良く、大切な仲間や友達ができる点も日本調剤の魅力だと感じています。皆さんと一緒に働けることを楽しみにしています!」

Iさん「医療人は常に新しい知識の習得が必要で、そのためには周りの環境も大事だと思います。幅広いキャリアがある日本調剤では、本当に自分のやりたいことを模索することができます!将来何をしたいか迷っている方もいるかと思いますが、焦らずにたくさんのことに興味を持ち、さまざまなことを経験してほしいなと思います!」

いかがでしたでしょうか?ジョブチャレ・オフィスキャリアで多様な経験を積み、薬剤師の専門性や可能性を広げているIさん&Yさんでした!

【前回のジョブチャレ体験記はこちら★】
外来がん治療専門薬剤師として、薬薬連携や後進育成でも活躍中!
https://www.nicho.co.jp/shinsotsu/cat7/blog213

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