週刊!薬剤師ブログ

2025.10.31

患者さまのために、あきらめない。用意できないと言われた薬にもチャレンジする。

今回は、患者さまから当社へお褒めの言葉をいただいた事例を紹介します。実際に患者さまに当社店舗へお越しいただき、対応した薬剤師と一緒にお話をお伺いする、スペシャル編です★


◆左:Uさん(日本調剤 薬剤師) 右:Fさま(患者さま)


●どこに行っても「薬のご用意は無理です」と言われた。

Fさま「病院で処方してもらったいつもの薬。医師の先生にも「この薬じゃないとね」と言われるような、自分の身体に合っている欠かせない薬でした。でも薬局に処方箋を持って行ったら、「最近在庫が入ってこなくなってしまったので用意できない」と言われて。いつも使っている近隣の薬局を複数件廻ったのですが、どこに行っても言われるのは同じことで…。その中で『大きい薬局ならあるんじゃないか、日本調剤とか』と言われて、『じゃああの店舗に行ってみよう』とお伺いしたんです。」

◆目の前にいる人のために、チャレンジしてみようと思いました

Uさん「Fさまとは店舗の医療事務が最初にお話をして、店舗責任者である私に相談してくれました。私もお話を聞くと本当に困っている様子で、お気持ちに応えたいと思いました。実際、その薬は今とても在庫の確保が難しい薬でしたが、Fさまにはその薬が必要で、代替品はありませんでした。だから、チャレンジしてみようと思いました。
当社の各店舗の在庫確認や近隣の他社薬局さん含め繋がりのある薬局への相談をはじめ、卸さんにも相談しました。結果として、最初に処方されていたものとは異なる剤形の薬が、継続的なご用意もできそうだったので、Fさまともご相談の上で医師へ提案。処方を変更していただき、無事にFさまのご希望のお薬をご用意することができました。」

●今、とても安心して過ごせている。本当にありがたいです。

Fさま「私は運動もしているので、薬がなくて身体が動かせなくなってしまうと、自分のライフスタイルも崩れてしまい、暮らしに支障が出てしまう状況だったので、お薬のご用意が叶ったと聞き、本当に助かりました。医師の先生も正直どこでも用意できないんじゃないかという懸念もあったようで、とても驚きながら『よかったね!』と言ってくれました。
薬の使用後は体調がとてもよくなって、安心して毎日を過ごすことができています。本当にありがたく思っています。」

◆患者さまのために、店舗メンバー皆が「あきらめない」!

Uさん「今回の対応は、ある意味で私たちにとっては基本姿勢です。難しいことでも、患者さまのためには『あきらめない』。店舗のメンバー皆が同じように頑張ってくれています。
Fさまのことも、最初に対応したスタッフが「在庫ないので、無理です」なんて突っぱねてしまったらご対応ができませんでした。まずは「できること」を探す。患者さまのためにどうしたらいいか?それをメンバー皆がしっかりと意識してくれているからこそ、店舗としてFさまのお力になれたのだと思います。


私がいる店舗は商店街の中にある店舗。地域との繋がりも深く、エリア内の他社薬局とも連携するようにしています。薬局は患者さまの「生活」を支える存在です。薬剤師は、薬を渡すだけではなく、その方の生活を支える役割があります。目の前にいる人に、どれだけ関わっていくことができるのか。そこは、仕事をする上でいつも意識しています。」




「すごくうれしくて、友人とかにもいっぱいこの話しちゃった!」「日本調剤はお薬を当たり前にビニール袋に入れて用意してくれたりもして、細かいところも助かるの!」とお話してくださったFさま。今回の出来事があってから、風邪など別の処方箋も持ってきてくれるようになったそうです。

「すべての人の生きるに向き合う」をグループ理念に掲げる日本調剤。各店舗で働く一人ひとりの薬剤師、医療事務、管理栄養士等、スタッフそれぞれが目の前の人に向き合い続けています。

当社で活躍する皆さんの様子はこれからもご紹介していきますので、ぜひお楽しみに!

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