社員紹介

キャリアスタイル

医療連携推進部 H・Aさん

1996年入社 > 店舗薬剤師 > 管理薬剤師 > エリアマネージャー > 薬剤部長 > 日本ジェネリック㈱営業部長 > 医療連携推進部 部長

【医療連携推進部の仕事】
病院薬剤部を支援する部署。病院や地域が抱える課題をヒアリングし、薬剤師業務を通じて地域医療の支援を目指す。医療安全をテーマにした病院との共同研究や、病院内でのOTC専門販売店の出店、社外ジョブチャレンジ制度の運用等を担当。

薬局と病院の垣根を越えて。
私たち医療連携推進部は、病院との連携を通して地域医療を支援することをミッションとしています。代表的な取り組みが、日本調剤の薬剤師が病院で勤務(※)する「社外ジョブチャレンジ制度」の運用です。もともと共同研究などを通じて連携を図っていくなかで、産休・育休等による薬剤師不足に課題を抱えていると病院側から相談を受けていました。その課題解決の一環として、2018年から新たにスタートしたのが「社外ジョブチャレンジ制度」です。日本調剤の社員にとっても、病院側の視点を持てるという点で大きな経験を得ることができます。まさに薬局と病院双方がwin-winの関係のもと、地域医療への貢献を果たせているのではないかと思っています。
(※)派遣法及びその施行令等によって認められている業務

★社外ジョブチャレンジ制度の詳細はこちら:病院で勤務する新制度スタート!「社外ジョブチャレンジ制度」


【病院には定期的に訪問。業界知識や話題のトピックスをつかんでおくことがポイントです。】

治療中の方へのセルフメディケーション。
先の社外ジョブチャレンジ制度は、「人」による支援ですが、「機能」による支援を行ったのが、倉敷中央病院にオープンした、病院内のOTC販売店「NICHO+くらしき」です。こちらも病院側からのオーダーにより実現しました。セルフメディケーションというと、「病気にならないため」というイメージが強いかもしれませんが、ご高齢の方は既存の疾病をかかえ薬を服用中のケースが大半です。患者さまの病態や服用中の薬との飲み合わせを理解し、一番安全なOTCを選べる能力。それには幅広い薬や病態への知識が不可欠です。例えば、通院されている妊婦の方が安心してOTCを選べるように、退院される方が介護用品をスムーズに選べるように……。「治療中の方へのセルフメディケーション」という新たな観点からの試みでしたが、非常に有意義なものになったと思います。

薬局という「企業」だから果たせること。
日本調剤の強みは、企業としての組織力だと考えています。医療連携推進部の仕事内容もそうですが、いち薬局にとどまらず、総合医療カンパニーとして地域に貢献している。だからこそ、これだけ多岐にわたるキャリアアップの道があるのだと思います。私自身、白衣を着て患者さまと向き合うことから、マネジメント職、グループ会社である製薬メーカーの営業職などさまざまな部署で経験を積んできました。しかし、例え白衣を脱いだとしても、ベースにあるのは薬剤師としての経験です。医療に対するこだわりや知識。それが、どんな仕事、どんな場面にも活きてきます。どのような立場となっても、「薬剤師としての職能を発揮できる」。そう思えるフィールドが、日本調剤にはあると思います。

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